ロードバイクメーカー列伝Vol.1TREK
新設！ロードバイクの歴史を紹介するロードバイクメーカー列伝のコーナー！記念すべき第一弾はアメリカのTREKです。
1976年アメリカウィスコンシン州ウィータールーという場所でTREKというバイクメーカーが立ち上がりました。当時の社長はディッグ・バーグ、後に息子のジョン・バーグが引き継つぎ現在に至ってます。当初はスチールのツーリングバイクから始まるのですが、1985年航空宇宙の技術を用いてアルミロードバイクの製造、そして1992年OCLVという宇宙航空産業の基準を上回る技術でカーボンロードバイクフレームを作り上げる。OCLVとはOptimum Compaction Low Void（超高密度圧縮、積層の中に空気が２％以下の超低空隙率）の略で、航空宇宙産業で使用される技術をしのぐロードバイクメーカー業界唯一でトレック独自のカーボン技術でございます。
内部に製造工程で使用する内側から膨らますブラダー（風船みたいなもの）は残らない。
５つのカーボンの積層が見える。メインチューブの接合部分。内部も綺麗♪
ベアリングは金属を埋めることなくカーボンで直に受ける
当時最軽量となる1.11kgの[5500]というフレームを作ったり、1993年以降には マウンテンバイク_をこの世に誕生させた伝説のカリスマの1人ゲーリー・フィッシャー（通称MTBの神様）やアメリカ人で初のツール・ド・フランスを制したグレッグ・レモンと当時スチールバイクやパーツ、アパレルを展開していたボントレガーサイクルを傘下におくなど、TREKは絵に描いたようなアメリカンドリームの代名詞的存在だったです。1999年〜2005年ランス・アームストロングでツール・ド・フランス７連覇TREKの最盛期を迎えるがランスのドーピング問題で剥奪される。残念....。そして2001年 ユーザーが自分の好きなペイントや名前やメッセージも入れれ、コンポーネントやハンドル幅やサイズを選択できるカスタムバイクプログラム「プロジェクトワン」(P1)を発表します。今でこそ数社ありますがこの時期外国ロードバイクブランド業界では早かった。
現在もなお技術革新に余念がなく、無駄を削ぎ落とすと言う意味を持つフェザー級の軽量ロードバイクEMONDA、2003年アーム・ストロングがテストしていた12kmの峠の名前からのネーミングでメーカー屈指の最速のロードバイクMADONE、フレームにピボットを設けて弓形にしなる構造を持つ究極の乗り心地のエンデュランスロードバイク[王冠]の意のDOMANEなど...常にロードバイクのテクノロジー革新で予想を凌駕してロードバイクファンやメディアを騒がせています。そんなこちらのロードバイクメーカー
TREK最大のウリは
乗りやすさにあると思います。クセ無く初心者から上級車まで誰が乗っても乗りやすい、他メーカーから乗り換えた方は皆さんが抱く感覚です。長年に渡り血が通ったフレーム設計の賜物だと思います。そのロードバイクブランドTREKの設計レシピは"ゴールデンジオメトリー"と呼ばれ、これ以上詰めれないくらいの究極の設計だと言われ、長年の歴史の蓄積と最強の研究チームと最新のテクノロジーを持って究極のバイクが仕上がった賜物でしょう。その証拠に自然的破損に関しましては、永久保証を謳っている唯一のロードバイクブランドになります。また、現しゃりんかん代表と同じ46歳というご縁も感じております。w
TREKはメーカーのサポートも良くお客様にご迷惑をかけ難い当店一押しのバイクブランドの１つです。
買って終わらせないジョン・バーグ社長のポリシーは不滅ですね。
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しゃりんかん
熊本県熊本市中央区子飼本町3-22
TEL : 096-343-3324 / FAX : 096-345-7887
定休日：毎週火曜日
営業時間：平日・土 11:00〜20:00 日・祝 19:00まで
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